家電製品で節約

【有益】扇風機の電気代はいくら?エアコンとの比較や節約方法について

夏場に多く登場する空調家電が「扇風機」です。

つけっぱなしにしたり、エアコンと一緒に使用したりするため、電気代が気になる方もいるのではないでしょうか?

悩む人
悩む人
扇風機の電気代っていくらくらい?計算方法やエアコンと電気代を比較したものを教えて欲しい。あと、涼しさを残した状態で電気代を節約できる方法があったら知りたいな。

今回の記事では、上記の疑問を解決します。

扇風機の電気代はエアコンと比較すると約1/10で、1時間あたり0.53円~1.06円です。適切な風量でエアコンと併用するのが節約のポイント。電力会社の切り替えによって5~15%安くできる可能性もあります。

上記を深掘りします。
電気代を簡単に節約したい方にとって必見の記事です。

本記事の内容

  • 扇風機の電気代はいくら?1ヶ月で約300円
  • 扇風機とエアコンの電気代はどう違う?併用すると効果的
  • 扇風機とサーキュレーターの違いは?利用目的が異なる
  • 扇風機はつけっぱなしで大丈夫?健康面で注意点あり
  • 扇風機の電気代を節約する3つのポイント
  • 電力の自由化を活用すると電気代が5~15%安くなる

上記の6本立てです。
扇風機の電気代と節約方法について丁寧にご紹介します。

さっそく、みていきましょう。

本記事の信頼性

本記事の信頼性

本記事を書いている僕は、大手電力グループ会社にて勤務経験があります。Webライターとしては、電気に関する案件も80件以上受注済みです。

扇風機の電気代はいくら?1ヶ月で約300円

扇風機の電気代はいくら?1ヶ月で約300円

扇風機の電気代はどのくらいなのでしょうか?
結論からお話しすると、1ヶ月で約300円程度の電気代です。

ここでは、扇風機の電気代を計算するための方法や消費電力について詳しく解説します。ACモーターやDCモーターの違いについても確認してください。

扇風機の消費電力と電気代の計算方法

扇風機の電気代は次の計算式で算出します。

消費電力(kWh)×電気料金(円)×使用時間(h)=電気代(円)

契約している電力会社によって電気料金は異なります。本記事では、1kWhあたりの電気料金を27円として計算します。

扇風機の消費電力については、次の表を参考にしてください。

  • 弱:20Wh
  • 中:30Wh
  • 強:40Wh

これを基に電気代を計算しましょう。

扇風機の1時間あたりの電気代は?時間別に掲載

先ほどの計算式を元に扇風機の1時間あたりにおける電気代を計算しましょう。ここでは、扇風機の強さと時間別に電気代をご紹介します。

弱(20Wh)の電気代

扇風機を弱(20Wh)で使用した場合、1時間あたりの電気代は0.53円/hです。時間別に見る電気代については、次の表をご覧ください。

時間 電気代
6時間  3.18円/台
12時間 6.36円/台
24時間 12.72円/台
1ヶ月(6時間) 95.4円/台
1ヶ月(12時間) 190.8円/台

中(30Wh)の電気代

扇風機を中(30Wh)で使用した場合、1時間あたりの電気代は0.81円/hです。時間別に見る電気代については、次の表をご覧ください。

時間 電気代
6時間 4.86円/台
12時間 9.72円/台
24時間 19.44円/台
1ヶ月(6時間) 145.8円/台
1ヶ月(12時間) 291.6円/台

強(40Wh)の電気代

扇風機を強(40Wh)で使用した場合、1時間あたりの電気代は1.08円/hです。時間別に見る電気代については、次の表をご覧ください。

時間 電気代
6時間  6.48円/台
12時間 12.96円/台
24時間 25.92円/台
1ヶ月(6時間) 194.4円/台
1ヶ月(12時間) 388.8円/台

古い扇風機と新しい扇風機はモーターに違いがある

古い扇風機と新しい扇風機はモーターに違いがある

扇風機は、モーターの先についている羽根を回転させて風を起こしますが、近年の扇風機はモーターの種類が異なることが特徴です。

昔の扇風機はAC(交流)モーターを使用するのが一般的でしたが、近年の扇風機はDC(直流)モーターを採用しています。

ACモーターは、電流の向きが定期的に反転するのに対して、DCモーターは電流の向きが常に一方向の直流電流により動くモーターです。

次項にて違いを詳しく解説します。

扇風機におけるACモーターとDCモーターの違い

DCモーターを採用している扇風機は、ACモーターの扇風機より商品価格が高くなるものの、消費電力が強で使用しても約22Whと少ないので電気代が安くなります。

  • 運転音が静かになる
  • 風量調節が無段階で細かく
  • 柔らかい風が出せる

DCモーターのメリットは上記のとおり。

超低速から高速といったように、モーターの回転数を制御しやすいため、微風やリズム機能といった風量設定が簡単に行えることが大きな特徴です。

扇風機の使用頻度が多いご家庭においては、DCモーターの扇風機を購入したほうが、長期的な節約につながると言えるでしょう。

扇風機とエアコンの電気代の違いは?併用すると効果的

扇風機とエアコンの電気代の違いは?併用すると効果的

扇風機と同様に多く利用されているエアコンと扇風機の電気代を比較します。結論としては、扇風機の電気代はエアコンの1/10程度です。

エアコンと扇風機1時間当たりの電気代を比較

エアコンの消費電力は、一般的なもので次のとおり。

  • 6畳用:約360Wh
  • 8畳用:約600Wh

消費電力から1時間あたりの電気代を計算します。

  • 6畳用:0.36Kwh×27円×1時間=9.72円/h
  • 8畳用:0.6kWh×27円×1時間=16.2円/h

扇風機を強で使用した際の電気代は、1時間あたり1.08円/hなので、エアコンの電気代は扇風機の約10倍~15倍であることがわかります。

エアコンと扇風機は併用すると電気代の節約に

夏場の電気代を節約するために扇風機だけを使うといった意見がありますが、扇風機とエアコンの併用が実際のところは現実的でおすすめです。

というのも、ここ数年の暑さは異常です。室内でも平気で30℃後半をマークするため、我慢しすぎると熱中症になる可能性があります。そうなれば本末転倒です。

具体的な方法としては、「エアコンで温度を下げつつ扇風機の風が自分に当たっている」状態が体感温度を下げられるので、より涼しいと感じられます。

エアコンの温度を下げすぎる必要もないため、扇風機との併用で約10%の節約効果を得ることが可能です。

扇風機を少しだけ上に向けると、冷たい空気の循環も行えるのでぜひ実践してください。

扇風機とサーキュレーターの違いは?利用目的が異なる

扇風機とサーキュレーターの違いは?利用目的が異なる

扇風機とよく似た空調家電にサーキュレーターがありますが、実際には利用する目的が異なります。ここでは、サーキュレーターの利用目的と電気代について解説します。

サーキュレーターは空気の循環が使用目的

サーキュレーターは、室内の空気を循環させて室温を平均化させるための家電です。外気の取り込みにも適しています。

一定方向に空気を動かして循環させるものなので、手動で真横や真上などに角度を変更できる機種が多い反面、自動の首振り機能を備えているものは多くありません。

また、パワフルな風を送るため扇風機よりも音が多くなりがちなのも特徴です。ただし、近年では、自動首振り機能や静音機能を備えたものも登場しています。

扇風機とサーキュレーターの電気代を比較

サーキュレーターの消費電力は、一般的なもので次のとおり。

  • 風量最小運転時:約16Wh
  • 風量最大運転時:約34Wh

消費電力から1時間あたりの電気代を計算します。

  • 風量最小運転時:0.36Kwh×27円×1時間=0.432円/h
  • 風量最大運転時:0.6kWh×27円×1時間=0.918円/h

扇風機を強で使用した際の電気代は、1時間あたり1.08円/hなので、サーキュレーターの方が僅かに安いものの、どちらの電気代もかなり安価であることがわかります。

扇風機はつけっぱなしで大丈夫?健康面で注意点あり

扇風機はつけっぱなしで大丈夫?健康面で注意点あり

扇風機はエアコンと比較すると電気代が安いため、長時間使用したとしても家計への不安となることはありません。ただし、使い方によって健康に良くない場合があります。

暑いと汗をかきますが、この汗の水分が蒸発する際に熱が奪われ体温が下がります。扇風機は、人体の体表面を覆っている湿気の多い空気を吹き飛ばし、乾いた空気と入れ替えて体温を下げるのが大きな役割です。

涼しくなったら風量を弱くする、上着を羽織るといったように、自分で調節できるのであれば扇風機をつけっぱなしにしても問題はありません。

しかし、風にあたりすぎると体温はどんどん低下し、健康を害する恐れがあるため、長時間の使用は控えたほうがよいといえるでしょう。

扇風機の電気代を節約する3つのポイント

扇風機の電気代を節約する3つのポイント

扇風機の電気代を節約するポイントは、次の3つです。

  • ①:部屋の断熱対策を行う
  • ②:適切な風量で首振り機能を活用する
  • ③:DCモーターの扇風機を購入する

サクッとみていきましょう。

①:部屋の断熱対策を行う

空調機能により電気代を節約したい場合、扇風機やエアコンで調節した室温をキープすることが季節に関係なく大切です。

冷気や熱気は、扉や窓が閉じていても僅かな隙間から部屋の内外へ出入りします。特に、夏であれば、差し込んだ日光の熱で室温が上がるため注意しましょう。

空調家電で調節した室温を維持するためには断熱対策が効果的です。

自分で簡単に行える断熱対策としては、緩衝材や断熱シートを貼る、遮熱効果のあるカーテンを使用するといったものがあります。

窓などに隙間ができている場合は、気密性を高めるためにも隙間を埋めるテープを貼りましょう。夏であれば、窓の外にサンシェードやすだれを取り付けるのもおすすめです。

②:適切な風量で首振り機能を活用する

扇風機を使用する際には、適切な風量で部屋の空気を循環させると節約につながります。これは、エアコンと併用する際におすすめの節電対策です。

朝や夕方など室内より外気の方が涼しいときは、窓を開けて窓際に扇風機を置くと外の涼しい空気を取り込めます。先ほどの断熱対策と組み合わせるとより効率的です。

また、扇風機の首振り機能は消費電力がほぼかかりません。そのため、積極的に活用して効率よく空気を循環させれば、低い風量で快適に節約できます。

夏場にもすぐ実践できるため、おすすめの節約方法です。

③:DCモーターの扇風機を購入する

モーターの種類と違いについては、前のセクションにて解説しましたが、ACモーターの扇風機を使用している方は、DCモーターの扇風機を購入すると長期的な電気代節約につながります。

DCモーターはACモーターと比較して消費電力が圧倒的に少なく、風量の調節やリズム機能が充実しているため、環境に優しい扇風機です。

ただし、本体価格がACモーターの扇風機より2倍近くあります。電気代の節約と充実した機能で扇風機を使用したい方のみ購入を検討してください。

電力の自由化を活用すると電気代が5~15%安くなる

電力の自由化を活用すると電気代が5~15%安くなる

2016年より電力の自由化が行われ、現在は大手電力会社よりも安い電気料金プランを発売している新電力会社が多く登場しました。

新電力会社とは、電力の販売のみを専門としている会社のことです。

根本の発電は、大手の電力会社が取り扱っているため、電力自由化前の電力会社と比較して電気の質や安定性に問題はありません。

「1kWhあたりの電気料金」は、契約している電力会社によって異なるため、自分の生活習慣にあった電力会社を選択することで電気代を5%~15%程度節約できます。

誰でも利用できるため、まずは数ある電力会社や料金プランの中から自分にあったものを上手に選び、状況に応じて切り替えましょう。

ただし、契約を切り替える際に発生する解約料金の有無については必ず確認してください。

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高橋 航
高橋 航
大手電力グループ会社就職→2019年1月退職→ブログ運営開始→現在、Webライターとしても活動中。副業の始め方・稼ぎ方・楽しみ方の情報を月5万円を目標に発信します。