クラウドソーシング

【ランサーズ】地雷クライアントの見分け方を解説【避けても問題なし】

ランサーズでWebライティングをしていると様々な依頼を頂きます。ただし、中には厄介な依頼主(通称:地雷クライアント)が紛れています。

悩む若者
悩む若者
ランサーズのメッセージで直接依頼が届いたけど、これって信頼してもいいクライアントなのかな。地雷クライアントの見分け方について教えて欲しい。

本記事では、上記の疑問を解決します。
僕自身、「これやばそうだな…」って内容の依頼が何度か届きました。

クラウドソーシングは、発注者の数も非常に多いため、地雷クライアントも残念ながら存在します。ただし、自分で見分けて、案件を受注する際にメッセージで確認を取ることで十分に回避可能です。やばい時はスルーでもOK。

上記を深堀りします。

特に多いのが「登録したばかりの初心者」を狙った地雷クライアントです。Webライターを始めたばかりの方は、この記事を必ず確認してください。

本記事の内容

上記の3本立てです。
地雷クライアントの見分け方を2つにわけてご紹介します。

早速、みていきましょう。

本記事の信頼性

本記事の信頼性

本記事を書いている僕は、ライター歴2年です。副業でWebライターをしており、100件以上の案件を受注しています。

【プロフィール編】地雷クライアントの見分け方

【プロフィール編】地雷クライアントの見分け方

地雷クライアントのプロフィールから見分ける方法が次のとおり。

サクッと見ていきましょう。

①:プロフィール画像がシルエット

1.本人写真 2.人物イラスト 3.会社のロゴ
1.本人写真 2.人物イラスト 3.会社のロゴ
危険度 危険度 危険度
4.動物 5.風景や小物 6.シルエット
4.動物 5.風景や小物 6.シルエット
危険度 危険度 危険度

危険度は、ざっくりこんな感じ。
深掘りして解説します。

本人画像(危険度:極低)

本人写真は、危険度かなり低めです。依頼者としての誠実さも感じますし、顔の見える証明写真であるなら更に良し。

本人写真を用いている怪しいクライアントは、遭遇したことありません。

人物イラスト(危険度:低い)

人物イラストも危険度低めです。本人写真を嫌がりながらも不安がられたくない方がイラストを用いる傾向にあります。

怪しいクライアントはイラストすら用いません。

会社のロゴ(危険度:中)

会社のロゴを用いている方は、少しだけ注意が必要です。信頼できるクライアントがほとんどですが、評価が悪く発注率の低い場合もあります。

プロフィールと一緒に評価や発注率も確認しておきましょう。

動物(危険度:中)

動物が好きな方やペットの画像を用いている方もいます。僕自身は、動物好きなので気にはしませんが個人取引に対する低さの表れが出ています。

評価や発注率が低い場合もあるため、一緒に確認しておきましょう。

風景や小物(危険度:高)

風景や小物は注意が必要です。シルエット以上人物未満をの信頼性で、怪しさがにじみ出ています。

評価や発注率、依頼内容を見るまでは警戒しておきましょう。

シルエット(危険度:極高)

未設定のシルエットは、登録したばかりの初心者か怪しいクライアントの二択です。どちらにしても依頼内容や発注率などを見て判断するしかありません。

依頼内容も信頼できるものでない場合は、トラブルが起きる可能性が非常に高いため、取引相手にする際には十分に確認しておきましょう。

②:自己紹介文が未記入

アカウントの使い捨て-1
アカウントの使い捨て-2

実際に出会った画像が上記のとおり。自己紹介文を全く書いていないクライアントは、非常に怪しいですね。

受注者側がプロフィールを細かく設定するように、依頼者側もはっちゅうするうえでプロフィール欄の記載は欠かせません。

その場限りの人材募集かアカウントの使い捨てである可能性があるため、怪しいクライアントである可能性が極めて高いと言えます。

③:発注数と発注率が低い

発注数と発注率○
発注数と発注率○
発注数と発注率×
発注数と発注率×

発注数と発注率が少ないクライアントは、要注意です。
特に発注率の悪さは、依頼内容と評価の低さが表れた結果なので、大きな判断材料です。

発注率や発注数が多いクライアントは、依頼内容も丁寧で良質なクライアントであることがほとんどです。

次に紹介する評価と一緒に発注数や発注率の数字は確認してください。

④:受注者のコメントと評価が低い

受注者のコメントと評価が低い-1
受注者のコメントと評価が低い-2

評価が4.8以下のクライアントは、要注意。認定ランサー同様、良質なクライアントに付けられる評価はほとんどが5.0です。

というのも、良質なクライアントに対しては受注者側も継続して依頼して貰いたいので評価5.0以外を付ける理由がないのが本音でしょう。(筆者含めて)

それでも評価5.0以外を付けられているということは、依頼者と発注者の間で何かしらのトラブルがあったと考えるべきです。

そういった場合は、上記画像のとおりコメントにて記入されています。

自然と星4を付ける珍しい受注者もいますが、良質なクライアントの評価は4.8以上に保たれるので、怪しいクライアントを見分ける判断材料と言えます。

⑤:各種の認証が未完了

各種の認証○
各種の認証○
各種の認証×
各種の認証×

受注者視点ですが、認証を済ませているクライアントは最低限信用できます。

逆にランサーズに対して認証を済ませていないのは、身分証明できる情報を提供していないということなので、怪しいクライアントである可能性が高くなります。

認証を済ませた受注者が信頼できるのと同じように認証を済ませた依頼者は、受注者側から選ばれやすくなるため、発注数や評価と一緒に確認しておきましょう。

【補足】クライアントが初心者の場合

中には、完全に初心者のクライアントが存在します。

僕が今継続して案件を頂いているクライアントは、僕がランサーズを始めたタイミング(2019年11月)に登録していました。

別に運営するブログに目を付けて貰って案件を発注していただいたのですが、認証もされておらずプロフィールはシルエット、他の実績も完全にゼロです。(超怪しかった。)

今では、発注数は100を優に超え、発注率も100%に限りなく近い、とても良質なクライアントですが、パッと見た際に怪しいクライアントと間違えやすいです。

ただ、良質な方はすぐにプロフィールが更新されますし、依頼内容も丁寧で単価もきちんとしているので信頼できる判断材料は十分に用意されています。

100%地雷というわけではないので、次のセクションで紹介する依頼内容編を見ながら、怪しいクライアントの判断材料を増やしていきましょう。

【依頼内容編】地雷クライアントの見分け方

【依頼内容編】地雷クライアントの見分け方

直接依頼のメッセージから見分ける方法です。

上記の4つから判別可能。
こちらもサクッとみていきましょう。

①:依頼内容の情報不足

こんにちは!
記事のライティングについてご相談があります。

恋愛に関する記事でとても書きやすいものとなっております。
初心者の方を含め、サラリーマンや学生、主婦の方まで募集しています。

よろしくお願い致します。

僕が登録したばかりの時に届いた案件です。
即座にお断りしました。怪しさ100%だったためです。

僕自身は、依頼を受注する前に「単価」「記事数」「作業内容」「納期」「納品形式」の5つは絶対に確認しています。

依頼する際の注意点としてプロフィールにも記載しているので、全く無視して依頼してきたことが顕著に表れていました。

登録したばかりの方は、こういった怪しさ全開のクライアントから依頼が来る場合があるため、注意しましょう。

依頼者のプロフィールを確認して、地雷かどうかを判断してください。
メッセージに返信する場合は、自分の希望する単価や作業内容を強気で伝えましょう。

②:受注者の作業量が多すぎる

  • キーワードの設定
  • 記事の構成
  • 記事の執筆
  • 画像の準備・挿入
  • 記事の投稿

断りましたが、5,000文字1記事の案件を3,000円で依頼されたことがあります。
その時の作業量が上記のとおり。

目安としては、時給500円~600円ですね。
こういった受注者の作業量がとてつもなく多い案件は断りましょう。

自身が継続依頼をして貰うために行う場合を除いて、いきなり多すぎる作業量を任せるクライアントは信頼できません。

評価や発注数などは要チェックです。

もし、こういった直接依頼に返信する場合は、「画像挿入に関しては1点○○円別料金で頂きます」と強めに申し出るようにしましょう。

③:単価が低すぎる

3,000文字の記事1本で500円などは、安すぎます。
こういった単価が安すぎる依頼内容は、必ず断りましょう。

作業に慣れても3,000文字の記事1本には2~3時間程度の作業時間が必要です。
だからこそ、1文字1円で時給1,000円が目安になります。

初心者の方は、安くても実績を積みたいと考えるかもしれませんが、安すぎる単価の案件は逆効果です。

最低でも1文字0.8円以上の案件を受注しましょう。
出来る限りは、1文字1円以上の案件受注を狙ってください。

④:テストライティングが無償

ランサーズで依頼を発注する方は「テストライティング」を用いる方がほとんどです。

受注者(Webライター側)が信頼できるか、継続して案件を発注できるかを見極めるために、最初の1ヶ月はテストライティングで1記事だけ発注するといった感じです。

このテストライティングにも報酬はあります。

3,000円の記事だと2,000円、5,000円の記事だと3,000円くらいが大体の相場でしょうか。同じ金額支払ってくれる依頼者も存在します。(ここは依頼者と要相談)

これを無償で行ってほしいと依頼してくるクライアントは要注意。

「テストライティングに合格したら報酬を支払う」といった場合は、支払う気ゼロに近く、納品したら連絡が取れなくなることが濃厚です。

ランサーズには、仮支払いといった機能もあるため、必ず無償で受注することはないようにしましょう。

【解決編】地雷クライアントと遭遇した時の対処法

【解決編】地雷クライアントと遭遇した時の対処法

地雷クライアントと遭遇した際の対処法は2つです。

どちらでもOKです。
それぞれみていきましょう。

①:受注しない旨を返信

○○ 様(クライアント名)

この度は、ご依頼を頂き、誠にありがとうございます。
案件の内容を確認し、当方でも検討させて頂きましたが、今回は辞退させていただきたく存じます。

ご期待に沿えず大変申し訳ありません。

断る際には上記の文章を使ってください。

返信しなくても返信率には影響がありませんが、性格上、返信せずには気が済まない方(筆者含む)は、きっぱりと断りましょう。

②:メッセージをスルー

返信率=24時間以内に返信した件数/返信した件数

詳細
1.対象件数:メッセージの返信を5件以上行っている方のみ対象です。
2.対象期間:1年間
3.対象メッセージ:返信依頼ラベルがついているメッセージが対象になります。

参照:ランサーズ公式ページ

上記のとおり、5件未満の返信は返信率の対象外です。
スルーしたら返信率に影響が出ると不安の方は安心してください。

返信して断るのが気まずい方は、怪しいクライアントのメッセージをスルーしましょう。
メッセージの開封表示が気になる方は、上記項目の文章を使って断ってください。

まとめ:地雷クライアントは避けても問題なし

まとめ:地雷クライアントは避けても問題なし

この記事では、ランサーズの地雷クライアントについてご紹介しました。
よって、最終結論です。

ランサーズのクライアントは、「プロフィール」と「依頼内容」の2つの観点から見極めることができます。返信率にも影響でないので、やばい時は避けてもOK。ただし、案件すべてを断らず良質な案件には積極的に申込みましょう。

今回は、以上です。
良質なクライアントと関係を結んで気持ち良く作業していきましょう。

ABOUT ME
高橋 航
高橋 航
大手電力グループ会社就職→2019年1月退職→ブログ運営開始→現在、Webライターとしても活動中。副業の始め方・稼ぎ方・楽しみ方の情報を月5万円を目標に発信します。
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